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ライブ演奏のように熱い詩の朗読:The Slam Idol Podcast
[Podcast拾い読み][おすすめpodcast]
Slam Poetryという言葉をご存知だろうか?これは、音楽に合わせたり、ヒップホップやラップのように、あるいは演劇のように抑揚をつけて自作の詩を朗読するパフォーマンス方法。その躍動感や音楽の演奏のように感情に訴えかける力強いパフォーマンスが魅力。
Slam Poetryという名前に馴染みがなくとも、詩を題材にした映画やラジオドラマなどでパフォーマンスを耳にしたことがある方も多いだろう。例えば、松尾芭蕉の俳句に触発されて制作された豪映画The Monkey's MaskやBBC Radio4のA Map of British Poetryなどが挙げられる。
The Slam Idol Podcastは、このSlam Poetryを流す番組。毎回パフォーマンスを1つ紹介する。1回の配信は5、6分と短い。これまでUK、米国、シンガポールなどから送られてきたパフォーマンスを流している。制作者のSimon Toon氏によると、日本からの日本語の投稿も大歓迎、とのこと。俳句にも興味があるようだ。
まずは視聴してみたいという方には、以下がお勧め:
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Home by Dasha Kelly - 女性。Jazz風の演奏付き。声の強弱と抑揚が効果的で引き込まれる。ラップ調
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Behind the Mask by Patricia Irvine - 女性。静かだが感情表現がきめ細かく非常に力強い
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We the People are waiting by Anthony S. Maulucci - 男性。内容もパフォーマンスも直球
- Emin-8 by Kate Fox - 女性。言葉遊びが豊富で面白い。よく練られたパフォーマンス
現在はthe Slam Idol Podcastを制作するToon氏も、以前は紙の上で読むだけの詩が退屈で自分の生活と接点がないもののように感じていたそう。それがある時にSlam Poetryのパフォーマンスを見てその面白さにすっかり魅了されたと語っている。
言葉は文字を媒体とした時と、声を媒体とした時とでその表情をがらっと変えることがある。朗読を通し声が持つ魅力を再発見できる機会が、the Slam Idol Podcasatのような番組の登場によってより身近になったのも、ポッドキャストが一役買っていると言ってよいだろう。
Technorati Tags: podcast, poetry, slam idol podcast
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【追記】
Toon氏によると、the Slam Idol Podcastは現在第6回目コンテストを開催中。番組で紹介した詩のパフォーマンスを10点満点で採点し評価を競うというもの。投票はこちらから。今回の候補作品をまとめてお聞きになりたい方はこちら:
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