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[記事一覧]
2005年06月30日

Peoples Choice Podcast Awards候補、投票締め切り迫る!:PodcastAwards.com

[Podcasting-News]

6月15日から開始されていたPeoples Choice Podcast Awards候補のonline投票が6月30日, 23時59分, Hawaiian Standard Time(7月1日, 18時59分, 日本時間)終了します。Peoples Choice Podcast Awardsは、先日Podiumでもご紹介しましたPodrtable Media Expoの一貫として企画されている賞。投票は全てPodcastAwards.comを通じオンラインで行われています。受賞候補の番組をまずは投票で選抜し、その後本投票が行われます。授賞式は11月11日、Portable Media Expoにて開催。投票結果は集計が終わり次第発表されるようです。



投票できるポッドキャスティングの条件は以下の3点(公式投票ルール):

  • 最低10個の番組を制作していること
  • 2005年5月1日かそれ以前からポッドキャストしていること
  • 有効なenclosure付きRSS 2.0 feedを公開していること



この賞を主催しているPodcast Connect Inc.(技術ポッドキャストで有名なGeek News Centralの親会社)によると、既に22日時点でおよそ800,000アクセスがPodcastAwards.comにあったそうです。結果発表が楽しみですね!(私が日々愛聴している番組も全て投票済みです;-)





【関連記事】
PORTABLE MEDIA EXPO(米カリフォルニア州)(Podium)

【お詫びと訂正】
記事公開当初、Podcast Awardsの投票期間を6/15-6/30と記載していましたが、正しくは受賞候補番組選抜の投票は、6/15-6/30、それによって選抜された番組を対象にした本投票は、7/17-7/30、に実施されました。

お伝えした情報に不正確な箇所が含まれていたことを、ここにお詫びして訂正致します。

2005年06月29日

iTunesがポッドキャスティングに対応

[Podcasting-News]

ポッドキャスティング(Podcasting)が多くの人に認知されるようになるのも時間の問題のようですね。AppleのiTunesが遂にポッドキャスティングに対応したようです。Windows/Mac共にダウンロードする事が可能です。


Apple、ポッドキャスティングをサポートしたiTunes 4.9を公開

ポッドキャストを受信するのは非常に簡単です。iTunesの上に、webページで表示されているポッドキャスト用RSSアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップするだけ登録完了。自動的に一番新しい番組がダウンロードされて、古い番組も任意にダウンロード可能になります。

さすがAppleというところ。非常に使い易く仕上がっていると思います。是非お試し下さい。ポッドキャスティングが益々楽しくなることうけあいです。

2005年06月24日

GMOメディアとボイスバンク、ポッドキャスティング普及で協力

[Podcasting-News]


ケロログが、GMOメディアのブログ更新通知機能「Start Casting」に対応しました。GMOは最近一部上場を果たした、急成長中の会社ですね。


ボイスバンクは6月22日、ポッドキャスティング対応ブログサイト「ケロログ」を、GMOメディアのブログ更新通知機能「Start Casting」に対応させた。Start Castingは、GMOメディアが運営するブログサイト「mypop」の更新通知機能を拡張した技術。

さて、ブログ更新通知機能「Start Casting」に対応したということですが、実際にはどのようなことが可能なのでしょうか。これは「mypop」サービスとの関連が深いようなので、mypopをインストールして試してみました。
実はmypopというのは2002年から始まっていたサービスのようです。

mypopのインストールはこちらから出来ます。
register_mypop_MandD

まず、インストールするとユーザー登録を求められます。生年月日とメールアドレスを入力して、最後にキーワードを入力します。もちろん、キーワードは「ポッドキャスティング」に設定しました。

インストールが終わると、デスクトップ上にいくつかウィンドウが開いています。先ほど入れたキーワードに関連するニュースを検索して、表示される仕組みのようです。早速、ポッドキャスティング(Podcasting)に関連する記事がリストアップされました。
その記事は、冒頭で紹介したCNETの記事と同じものでした。

次に、本題のポッドキャスティング(Podcasting)です。
最初はこの機能がOFFになっているので、mypopのメインウィンドウ左下に表示されている「Podcasting設定」というボタンをクリックします。

設定画面では「Podcastingを有効にする」というチェックボックスをONにしておきます。また、WindowsMediaPlayerかiTunesのどちらを使うか、ダウンロードしたらすぐに再生するかを設定できます。

mypopのメイン画面にはいくつかのタブがありますが、今回関係のあるのは「ブログ」のタブです。ここに「ケロログ」が表示されており、中を見てみると項目が7つありました。この項目は、ケロログのトップページに表示されている、「話題のボイスブログ」6つと「最新投稿記事」です。
(6つの内訳はArtist-Debut.net、TODAY`S WINDS、ダイニングセッションRADIO、WISDOM NY レポート、TODAY`S WINDS MONDAY、Nippon VoiceBlog)

それぞれの項目をクリックすると、右側に設定画面が出てきますので、希望する項目の「有効」チェックボックスをonにして「変更を保存」をクリックしておきます。

実際に更新があると、デスクトップに半透明の小窓が出てきて、記事の本文と音声データへのリンクが表示されます。これをクリックすると、その音声が再生される、という仕組みですね。

あらかじめ気に入っている番組をここに登録しておくことが出来ますので、iPodに自動転送して通勤中に聞く、というより、パソコンの前にいるときにお気に入りのサイトが更新されているかどうかチェックして新しい番組を聞く、という用途に向いていそうです。

2005年06月23日

ポッドキャストを持って美術館へ行こう:Art Mobs MoMA Audio Guides

[Podcasting-News]

今週月曜日(6月13日)の事です。いつものようにBBC Radio4朝の3時間ニュース番組Todayを聞いていた所、ポッドキャスティング(podcasting)の特集が4分程度放送されました。その中で紹介されていたポッドキャストを一つご紹介します。





Art Mobs MoMA Audio Guides

ニューヨーク市にあるMarymount Manhattan Collegeの教授と学生が、芸術に触れて感じたり考えた体験を携帯電話やiPodを使って他の人達と共有しよう、という目的でArt Mobsプロジェクトを設立。そのArt Mobsが手がけるポッドキャストがArt Mobs MoMA Audio Guides - ニューヨーク近代美術館(the Museum of Modern Art)の非公式音声ガイド。MoMAに展示されている特定の絵画に関する誰かの感想や議論、詩の朗読などをポッドキャストとして配布しています。これらをMP3プレイヤーに入れて持参すれば、「とある人の感想・解釈付き」絵画鑑賞が楽しめる、という訳です。

また、もう一つ面白いのは、誰でもMoMAの音声ガイドを投稿できる参加型なので、聞くだけではなく作る楽しみ、貢献する楽しみが味わえるという点です。


Amazon Web Services, , Flickr等を震源地にし、これまでインターネット上で展開されてきた「あるものを自分の好きなように加工して利用しやすくする(Remixing)」という動きと同じように、ポッドキャストを使ってMoMAの作品を好きなように解釈しより身近で楽しいものにしよう、というArt Mobsの試みには、何かワクワクさせられるものを感じます。

このように、現実の世界を移動しつつ耳から情報を得て目にするものを楽しむ、sightseeingならぬsoundseeingという視点から、一歩外に出て世界を眺めてみると・・・観光ポッドキャスト、街歩きポッドキャスト・・・題材はいくらでも転がっていそうです。そしてポッドキャストは正にこの「持ち歩き」に適していますものね!


【参考】RocketboomによるArt Mobs MoMA Audio Guidesのインタヴューはこちら(QuickTime)からご覧下さい。最近創刊されたばかりのgeeky度が高い雑誌Make MagagineのブログMake:Blogでも紹介されていました(記事)。

2005年06月22日

iTunesをポッドキャスティング対応にするプラグイン

[Podcasting-News]

ポッドキャスティングは、iTunesというアプリケーションと、iPod という携帯型音楽再生デバイスが自動的に同期をとる(iTunesに登録された音楽を自動的にiPodに送る)という仕組み、それからRSSという技術、の3つを巧みに組み合わることで生まれました。

ご存知の通りiTunesはもともとポッドキャスティングには対応していなかった訳ですが、先日開催されたWWDCというイベントでiTunesの次期バージョンをポッドキャスティング対応にすると発表されていました。そんな時期に意図的としか思えない興味深いニュースが取り上げられていました。

iTunesで新たにポッドキャストをサポートするというApple Computerの計画を先取りし、独自にその機能を実現する「BadApple」というソフトウェアプラグインを投入してきた。

iTunesをポッドキャスティング対応にしてしまうプラグインの登場です。インストールすると簡単にiTunesでポッドキャスティング配信サイトにアクセス出来るようになります。

何もこの時期に発表しなくてもという気はしますけども、ポッドキャスティングがより楽しみやすくなるということには素直に歓迎の意を表したいと思います。

2005年06月21日

PORTABLE MEDIA EXPO(米カリフォルニア州)

[Podcasting-News]

2005年11月11日(金)・12日(土)の両日、アメリカのカリフォルニア州でポッドキャスト関連の大きなイベントが行われます。

日本語のページもあり、ケロログからリンクされていましたので日本でもなにかイベントをするのかと思いましたが、基本的にはカリフォルニアのみで行われるようです。ちなみに、ケロログを運営しているボイスバンクが日本事務局を担当しています。

PORTABLE MEDIA EXPO | Home
ポータブルメディアの急騰な普及が続く中、ポッドキャスティングの新しい産業を対象とした、最初のイベントが2005年11月11日~12日に米国カリフォルニアのオンタリオで開催されます。PORTABLE MEDIA EXPOは、ポッドキャスティング及びオーディオ・ビデオコンテンツ業界を対象とする今年最大のイベントです。

また、米国版の同イベントサイトではポッドキャスティングも実施されています。日本語版は現在準備中、とのことですから、楽しみに待ちましょう。

これを受けて、日本でも今年末から来年あたりに、大きなイベントを企画される団体が出てくるのではないでしょうか。

2005年06月20日

ポッドキャスト(Podcast)を検索する技術

[Podcasting-News]

ポッドキャスト(Podcast)を検索する技術に関する記事が、CNET Japanにでていました。

音声ファイルの検索はどのように実現されているのだろうか。TVEyesのCEO David Ivesによると、同社の検索システムの中核部分であるスパイダーは、ポッドキャストファイルを見つけるとそれを再生し、音声--テキスト変換アルゴリズムを実行するのだという。

ポッドキャスト(Podcast)は音声のデータであるが故に、検索しにくいのです。そこで、ポッドキャスト(Podcast)のデータを見つけて再生、テキストデータに自動的に変換してそれを検索する、という手法をとるようです。

もちろん、これはまだ日本に持ち込まれていませんから、我々が利用することは出来ないわけですが、このことを念頭においてポッドキャスト(Podcast)を作れば、聞き手を増やすための一つの重要項目になりますね。

ポッドキャスト(Podcast)の作り手としては

  • できあがった内容を実際に一度自分でも聞いてみる。

  • ポイントを突いた要約を書き起こして、ポッドキャスト(Podcast)と一緒に公開する
と、ここまでしっかりと作り込みたいところです。

ちなみに、記事の本文中にでてくるPodscopeはこちらです。
http://www.podscope.com/

トップページからインパクトのある画面です。参考までに「racing」という単語で検索してみたところ、右側の画像のように検索結果が出てきます。ポッドキャスト(Podcast)をそのまま再生することも出来ます。

2005年06月19日

PodCastingでどこでも語学学習

[おすすめpodcast]

英語、中国語、タイ語....言語は異なれど、母国語と異なる言語を学習するに際して誰しもが必要とする事があります。それは、その言語の「音」にひたすら耳を慣らすこと。そう、ヒアリング。聞き取りが出来なければ、話す事も出来ない、話す事が出来なければコミュニケーションは成り立たない。耳から入る「音」は語学学習における非常に大事な出発点であると言えます。

語研、PodCastingを利用して語学教材の音声データを無料配信

語学学習の基本。耳を慣らす為に、その言語の「音」を毎日聞くのは定番の学習方法ですよね。それを PodCasting の技術によって実現してくれるのがこのサイト。今は中国語とタイ語限定のようですが、教材を毎日配信していく予定だそうです。

定期的に聞くことが耳の慣れを促進します。毎日、新鮮な教材を入手する事が出来るこのPodcastは、非常に興味深く面白い試みですね。語学学習をされてる方、興味をお持ちの方、一度試してみられるのは如何でしょうか。

PodCastingで「音」教材を持ち歩きましょう。外出先でどこでも好きな時に語学学習。PodCastingは勉強のお供にもなる訳ですね。

2005年06月19日

ポッドキャスト番組を制作する場合の著作権

[How-to-Podcast]

この数年というもの、日本でも著作権に関する話題はつきません。というのも、昔にくれべれば個人が著作権とふれあう機会が格段に増えているからです。

例えば20年ほど昔であれば、個人で印刷の設備を持ったり放送の設備を持ったりすることは出来ませんでした。つまり、個人が他人の著作物を公衆へ公開することが実際的に難しかったのです。

ところが今やインターネットの時代。個人でも簡単に発信者となることができます。そのため、著作権を知らず知らずのうちに侵害してしまう可能性が以前よりも大きくなってきています。
以下に引用しているCNETの記事はアメリカでの話ですが、もちろん日本でも今後当てはまることです。

最初のポッドキャスティングが登場してからまだ1年も経っていないが、この新しい試みはブログが紙メディアに与えたのと同じような影響をすでにラジオに与えている。いまでは、コンピュータと安いマイク、それにインターネット回線さえあれば、だれでもこのメディア配信ツールを使えるようになっている。

「誰でも」。そう、私やあなたのように、少しコンピュータに詳しい個人ならだれでも、今すぐにポッドキャスティングを始めることが出来てしまうのです。

だからこそ、著作権を侵害してしまうことのないようにしなければいけません。

例えば、自分が購入したCDをBGMとして使ってしまうと著作権の侵害にあたる可能性があります。

そこで活用したいのが、インターネット上で公開されている「ポッドキャストで使ってもらってかまわない」という音楽です。例えばMusic 4 iPods - Podcasting Music from Unsigned and Indie Bandsというサイト。(もちろん、ポッドキャスティング対応です。)

こちらで配信されている音楽はクリエイティブコモンズライセンスに準拠しているとのことです。商用利用不可、改変不可、作者の名前を表示する、という3つの決まりを守れば、基本的に自由に再配布してもいいですよ、というものです。

参考:CCライセンス(CCライセンスには以下のもの以外にも数種類あります)
Creative Commons Deed by-nc-nd

今後、ポッドキャスティングが普及していくに従ってこのような分野の音楽が重要性を増していくのではないでしょうか。逆から考えると、そういう音楽を作る立場にある人(例えば売り出し中のインディーズバンドなど)にこそ、注目して欲しい「ポッドキャスティング」です。

2005年06月18日

ラジオドラマ「ひとり」

[おすすめpodcast]

今日はなかなか面白いポッドキャストを発見したので、お送りします。
ポッドキャスティングは音によるコンテンツですので、しゃべる職業にある人にとっては非常に有利な仕組みですね。特に声優さんや、アナウンサーさんは向いていますね。


生放送でラジオドラマをひとりで制作。企画から脚本、演出、出演にいたるまですべて「鷲尾るんな」がひとりで担当。 2004年9月1日、FMうじ88.8Mhzの開局特番の中でONAIRされたものです。 Podcastingでもスタート!!

全7話で各話が8分程度ですから、すべて聞いても1時間ほどですね。
(ダイジェスト版がコチラにあります。声優るんなの気まぐれボイス日記♪

軽い気持ちで聞き始めたら、これが面白いんです。随所に笑いのジャブがちりばめられてて、通勤中に聞いていたら電車の中で吹き出してしまうかも(笑)

これはかなりおすすめです。

しかし、登場人物がすっごく多いんですがこれをお一人でしゃべり分けされているのがすごいです。(人が多すぎて訳がわからなくなる、なんてことも有りますが(^^; )

しかも、当時生放送されたものだと言うことですから本当にすごいです。

毎日1話、電車の中で聞いてみるのがおすすめです!でも、1話だけで止まらなくなって最後まで全部聞いちゃうかもしれませんよ。

2005年06月17日

Podcasting対応BLOGサービス「ケロログ」

[Podcasting-News]

今年の春、4月1日に「ケロログ」というPodcastingに対応したブログサービスが始まっています。それまではテスト運用だったもので、4月から正式版とのこと。

ケロログ
http://www.voiceblog.jp/

このケロログはPodcastingに対応しているのですが、一風変わった機能が備わっています。
Podcastingというと通常は自分の声を録音し、そのデータをサーバーへアップロードしなければいけません。そのデータに関連づけたBLOGのエントリを投稿すると音声が聞けるようになるのです。

Podcastingは技術的に詳しい人でないとなかなか始められないと言うことがあったのですが、そこを解決する面白い方法です。

実はケロログは、この「Podcastingで流す内容を録音する」部分を電話によって実現しているのです。

実際に音声を投稿するには、ユーザーはあらかじめ決められた電話番号へ電話を
かけて、録音IDと録音パスワードを電話機から入力することで、投稿が可能なのです。これはかなり変わっているのですが、技術的に詳しくない人でも手軽に始めることが出来て、良いですね。まさに、「音声版ブログ」と呼べるものだと思います。

もちろん、ある程度慣れたらより音質の良い状態で録音して、従来通り自分でサーバーへアップロードすることもできます。初心者から上級者まで配慮された面白いサービスですね。

ケロログでは、実際のユーザーとしてオーディオメーカーのオンキヨー(株)などもBLOGを掲載しているようです。こちらもかなり興味深い内容ですね。

Airtist-Debut/アーティストデビュー
http://www.voiceblog.jp/artistdebut/

こちらの内容についても、今後レポートしてみたいと思います。

2005年06月16日

PodCastingでBGM

[おすすめpodcast]

Pod Casting というと語り手がいるというイメージが強くありませんか?

色んな Pod Casting サイトが増えてきましたが、ほとんどの場合そこには blog の書き手に相当する語り手の存在があります。ハスキーな声で渋く何かを語ったり、大阪弁で恋愛話に花を咲かせていたり、声優のごとく何かを演じてみたり、声という媒体でそれはもう強烈な個性が Pod Casting にはあふれています。

でも。

音による自己表現って、人の語り声だけではない事を僕らは知っていますよね。それは、演奏という自己表現。声が入って無くても良い、楽器の演奏でもって己を表現するスタイル、奏でられる演奏でもって人を知る楽しみ方があっても良いんじゃないでしょうか。そんな思いにも Pod Casting は答えてくれます。

Garage Band Users Club

Appleが提供している Garage Band というアプリケーションをご存知でしょうか?Appleサイトの言葉を借りれば「初心者から経験豊かな方まで、すべてのミュージシャンが簡単にオリジナル曲を演奏、録音、作曲できる」ソフトウェアで、数十数百の楽器を駆使して Macintosh 上でオリジナルミュージックを演奏してしまうという優れもの。

このソフトウェアを使って作られた曲を投稿し、その鑑賞を Pod Casting でも楽しめるのが Garage Band Users Club です。一日の間にそれはもうホントに多種多様なジャンルの曲が投稿されていて、毎日毎日違ったBGMを楽しむ事が出来ます。色んなBGMを Pod Casting で持ち歩いてみましょう。

2005年06月15日

ポストブログ・ポッドキャスティングとは(WBS 6/2放送)

[Podcasting-News]

昨年頃からのブログの流行に続き、今年はポッドキャストが流行しようとしています。その前兆がここにも現れています。

TV東京系列で放送されている「World Business Satelite」(以下WBS)の6/2放送分で、ポッドキャスティングについて触れられていました。

「文字の発展型としてポッドキャスティングが出てきた。『ブログ発書籍』の次はCD化や芸能界デビューの可能性がでてくる」(舟田善 チーフプロデューサー/シーサー)

2分45秒の動画がおいてあり、放送の内容を見ることが出来ます。
(試聴にはRealPlayerが必要)
seesaaに取材に行った様子が放送されたようです。

以下の項目が、特に気になるトピックスでした。

  • 「ブログの音声版」という扱い
  • サンプルとして「漫才」のポッドキャスティングをセレクト
  • 自動的に更新されるお手軽さがメリット
  • ICレコーダーを作って簡単にコンテンツができる
  • iPodに取り込むから、ポッドキャスティング。

やはり、一般的に意味が通りやすいのは「音声版ブログ」ということでしょうか。

また懸念されるのは「ポッドキャスティング」であるが故に、iPodでのみ使えるというイメージがより広まっていきそうだなと言う点です。

サンプルのコンテンツとして「漫才」を選んでいたのも興味深いですね。やはり独白でぼそぼそとしゃべるポッドキャストよりも、会話のほうが向いていると言うことの表れでしょうか。しかも漫才ならテンポもあって、聞きやすいですね。

文字のブログを書き続け、日々コンテンツを作ることによって文章を書く能力が上達するなら、きっとポッドキャストも同様にしゃべる能力が磨かれていくかも知れませんね。

2005年06月14日

ポッドキャスティングに問われる「話す技術」

[How-to-Podcast]

日本語によるポッドキャスティングのコンテンツも徐々に増えてきているようですね。まだまだ黎明期ですので、いろいろと試行錯誤をしていると思います。

番組が増えているということは、ポッドキャストを流す人が増えていると言うことですよね。ただ、これが意外と難しいことだと思います。

録音する、サーバーへアップする、という技術的な手順はすぐにクリアできるものだと思います。そのあたりの解説をしているWEBサイトもいくつかありますね。

ところが、いざコンテンツを制作するときに、その内容をどうすればよいかというノウハウが全然無いのですよね。

私も実際に、どんなものになるか自分自身で録音をしてみたことがありますが、照れも手伝って「ボソボソとなんだか陰気くさい内容」になってしまった経験があります。

まだ今は「聞かせる」という段階ではなくて「聞こえるようになった」という段階なのかも知れません。これから数が増えて、良いコンテンツがより洗練されて残っていく事になると思います。

ちょうどITmediaの小寺さんがこういう記事を書いていらっしゃいました。

一人でしゃべって何らかの意志を人に伝えるということは、文章を書くことを超える訓練が必要だという事実が、どうも置いて行かれているような気がしている。いわゆるモノローグをその場の思いつきだけでしゃべり始めても、意味が伝わらず、気持ち悪いイタズラ電話みたいになってしまうだけだ。

引用の最後の「気持ち悪いイタズラ電話」というのが面白いですね。でも実際そういうPodcast番組が多いのも事実ですよね。実際に聞いていて、そう感じることは多々あります。

しかしこれは仕方のないことでもあります。「一人でマイクに向かって、自分の言いたいことを番組のように録音する」という行為はあまりやったことが無いですよね。恥ずかしさも手伝って、どうしても「気持ち悪いイタズラ電話」になってしまいます。

そこで上記の記事の中で非常に良い解決策が書かれています。これは、私もラジオを聞いていて感じたことです。パーソナリティが一人でしゃべっているより、ゲストが来て複数人でしゃべり始めた方が断然聞きやすいんですよね。

もし文章を書くのは苦手だけど、どうしてもポッドキャストを始めたいというなら、一人でしゃべるのはやめて、2人での掛け合いをお勧めする。お互いの言葉が足りない部分を突っ込みながら進行するほうが、日本語の構造としては向いているだろう。

いかがでしょうか?一人で録音できないというデメリットはありますが、格段にコンテンツの質は高まると思います。例えばSkypeというインターネット経由の電話ソフトを使って、お互いの会話を録音する形でのコンテンツ作りなども良いでしょうね。

2005年06月13日

Podcast=音声ブログ

[Podcasting-News]

Podcastingという言葉は、先端ユーザーの間では非常に流行していますが、まだまだ一般の人には通じにくいものです。

色々説明をすることがありますが、既にブログを持っている人に一番通じやすいのは「音声版ブログ」という言い方ではないでしょうか。

ITmediaニュース:音声版ブログ? 「ポッドキャスティング」

 【ポッドキャスティング(PodCasting)】 ネットラジオ放送局などがRSS配信する音声データを、専用ソフトでダウンロードし、iPodなど携帯音楽プレーヤーに転送して聞く楽しみ方。i“Pod”で擬似的に放送(ブロード“キャスティング”)を聴くため、「ポッドキャスティング」と呼ばれる。

もちろん、「Podcasting=音声版ブログ」で100%表現出来ているわけではありません。
Podcastingには他にもいろいろ応用が出来るので、一言では表せないわけです。ただ、直感的に理解してもらいやすいのは「音声版ブログ」ですね。

マーケティングの分野では良く、「セールスポイントを一言で表せなければ、魅力は伝わらない」といわれます。どんなに良い商品でも、その良さを伝えるのに5分も10分もかかっていては伝わらないわけです。

ズバッと一言で「Podcastingそのものと、その良さ」を伝える文章がこれから求められますね。

2005年06月12日

「Podium -Podcastingについて話そう-」について

[お知らせ]

ポッドキャスティング - 新しい「音」の楽しみかた

インターネットで配信されている音声番組を、iPod等に記録して出先で楽しむ....という楽しみ方が今、注目を浴びています。そして同時に、個人やグループで音声番組を作成してリスナーに届けるという楽しみ方もまた流行の兆しを見せています。

ラジオ番組を持ち運ぶというスタイル、そしてラジオ番組を自分で配信するというスタイル。こんな新しい「音」の楽しみ方を支えているのがポッドキャスティング(Podcasting)です。

アダム・カリー(Adam Curry)氏などの功績によって広く知られる事となったこの仕組みは、自分の声を届けたい、色んな音を耳にしたい、という新しいもの好きな人々に瞬く間に知れ渡り、勢い留まらず今や世界の至る所で新しい「音」の楽しみ方として認知されつつあります。

国内においてもポッドキャスティングという言葉は既に珍しいものではなくなってきています。出かけぎわにポータブルプレイヤーを持ち出して、通勤途中やフィットネスの最中にポッドキャスティングを楽しむ。そんなライフスタイルが当たり前になる時代はそう遠くないのかも知れません。


Podium -Podcastingについて話そう!

「音」を楽しむ新しいスタイル「ポッドキャスティング」。その面白さや楽しさを共有したい....という熱い思いを胸にこのサイトを企画しました。時にはニュース、時にはお勧めサイト、あるいは how to など、ブログ形式で日々のポッドキャスティング関連情報を紹介していきます。

Podiumとは日本語で「演壇」。人々が集まりポッドキャスティングについて話せる場にしたいという思いでこの名前をつけました。

Download MP3 "Podium発音ファイル"

「Podium」の発音を聴いてみる